環境を守り、共生を考える。
私たちが創るのは、未来です。

私たちの環境問題への取り組み

我々の住む地球上では自然の力により物質が循環しています。
しかし人間の様々な活動により、この循環に異常が起きています。これこそが現在の環境問題です。
この状態が続くとやがて資源は枯渇し、廃棄物や廃熱等の影響により資源の循環は止まってしまいます。

そこで廃棄物を残さずに循環させ、環境を守ろうという社会の考えから、日本ではゴミとリサイクルに関する新しい法律が次々と誕生しています。
なかでも建設分野に向け制定された「建設工事に係わる資材の再資源化に関する法律」は、解体される建物から出る廃材や開発事業により排出される木材等の分別解体を義務づけ、再資源化を推進、そしてこの再資源化で得た資材の利用を促進しようというものです。

その効果は、資源の有効利用や環境保護において極めて大きいと期待されています。

私たち「だから」できること

あらゆる分野において環境問題が取りざたされ、リサイクル運動が活発に進むなかで、建設廃棄物はその取り組みが遅れており、特に木材のリサイクル率は低迷しています。
このような状況で、私たちは建設に携わる一企業として環境に関する法規制を遵守することはもちろん、環境問題の産業的解決を目指すことが最も社会に貢献できる分野だと確信し、このリサイクルシステムを事業の一環として取り組み始めました。
今や、各企業が真剣に環境問題を考え、独自の方法でリサイクルを推進する時代です。

私たちは企業活動と地球環境の共生と調和を一層進めるため「環境保全先進企業」の実現を目指し、地球環境全般に配慮した自主的な活動を積極的に推進して行きます。

廃材を資材へ

廃材としての雑草、雑木を原料として破砕機にて必要なサイズにチップ化し、畜舎敷材・畑・水田での各種作物に適した堆肥・有機肥料・農地基盤整備後の土壌改良剤・果樹園のマルチング材(雑草予防・養分供給)などにリサイクルすることができます。
また、現場で一次処理できるので、今まで面倒だった廃材の運搬や処理等、コストの削減・作業の効率化も図ることができます。

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木廃材の収集

様々な工事や開発事業、街路樹の維持管理等で排出される伐採木や刈り草、切り株や伐根、建築物解体に伴う建設廃材を収集します。

Step1 廃材の収集イメージ画像

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破砕処理(チップ化)

現場まで自走式木材破砕機を持ち込み、廃材を投入します。廃材を破砕機で細かいチップ状にしてから運び出すことができます。

Step2 破砕処理(チップ化)イメージ画像

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チップの再加工

チップ化された廃材は、再生工場にそのまま運ばれ、二次破砕によりファイバーチップ状に加工されます。

Step3 チップの再加工イメージ画像

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再資源化

再資源化された木材チップは、様々な用途において新たな展開が期待され、研究が進んでいます。
リサイクル商品であるということにおいても、さらなる付加価値を生み出すものと思われます。

Step4 再資源化イメージ画像